八王子市のごみ分別講座を開催しました。

6月22日(水)午前10時から大横保健福祉センター4階会議室にて八王子市資源循環部館清掃事業所の方々にお越しいただきごみ分別講座を開催しました。本講座を主催された西山女性活躍推進担当理事挨拶の後、約1時間の講座となりました。

令和4年4月以降ごみの出し方が以前とやや変わっていることはご存知の方も多いと思いますが、「具体的にどのような内容なのか」「なぜ分別を行わなければならないのか」といったお話を館清掃事業所の池田様から大変わかりやすくご説明いただきました。

 

シルバー人材センター事務局でもしばしば注意を行っているのですが、プラスチックは不燃ごみには含まれません。また、少量の金属などが付いている可燃物(カバンやネックストラップなど)も不燃ごみではなく、可燃ごみになります。

性能の良い焼却炉になったおかげで焼却力が向上し、環境に悪影響を出しにくい高温で灰にできることと、焼却後に金属類を回収できる機能があるので、多少の付属物があっても大丈夫なのだそうです。逆に、ほとんどが金属などで可燃物が少量ついているものであれば不燃ごみになります。

 

「できるだけごみを資源物としてリサイクル!」

「燃やせるものは燃えるごみ!」

「発火防止のためボタン電池やバッテリー類はテープで絶縁を!」

などなど、当たり前のようでありながら実は多くの方が間違った出し方をしていて回収作業をされている方が困っているというお話をされていました。

例えば、汚れを落としていないプラスチック容器や中身が残ったまま、さらに蓋が締められたままのペットボトルなどが資源物に出ていると回収ができないそうです。そういったものを清掃車両に入れてしまうと、キレイに洗って資源物に出している他の方の分まで全て汚れてしまい、リサイクル事業者が資源物として引き取ってくれなくなるなどのリスクに繋がるため、やむなく回収をせずそのままにするしかないということでした。

 

可燃・不燃・有害ごみとして処理せず資源物としてリサイクルができればより環境に良い生活ができ、更に「ごみ排出量の少ない市」として改めて全国一位に返り咲くことができるかもしれません。

当日は予約満員となりほぼ予定通りの38名という大勢の方にご参加いただくことができ、質疑応答でもごみの出し方に関する質問から日頃清掃作業の方々に感謝しているという謝辞まで多くの発言があり参加者皆様の興味関心が高いことを体感しました。

 

新型コロナウイルス感染症対策は引き続き行ってまいりますが、徐々にこのようなイベントを増やし、就業以外の面でも会員や地域の皆様の生活をサポートできればと考えております。講座や研修の案内はホームページやおおるり(会報誌)に掲載してまいりますので、是非今後のご参加をご検討ください。

 

 

 

 

女性委員会担当 H

 

令和4年度以降のごみの出し方について 八王子市資源循環部提供