会長挨拶

会長挨拶公益社団法人八王子市シルバー人材センターを代表しまして一言ご挨拶を申し上げます。

当センターは、昭和51年4月に全国で3番目の「高齢者事業団」として、「自主・自立、共働・共助」の理念のもと、高齢者が、その経験と能力を生かしつつ働くことを通じて社会に貢献し、生きがいを得ていく機会を確保することなどを目的として設立されました。

その後、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の成立やその後の状況の変化に応じて、業務や組織を拡大し、平成23年4月からは公益社団法人となり、平成28年からは派遣事業にも参入するなど、組織運営や会員の就業も変化や拡大を繰り返しながら現在に至っております。

現在、約2,600名の会員が所属し、多くの事業者のご協力をいただき、植木剪定や除草、家事援助など、地域の皆様の身近なお困り事への対応を始めとして、施設管理や広報配布など様々なことに従事させていただいております。また、公益法人として地域のボランティア活動などにも積極的に取り組んでいるところでございます。

「人生100年時代」、センターを取り巻く状況も大きく変化しており、継続雇用年齢の引上げに伴う会員の高齢化など様々な課題もありますが、豊富な経験と高い意欲を持った会員が多数在籍し、単純で簡易なお仕事から、専門的知識や技能が必要なお仕事まで、年間1万件を超える依頼に幅広く対応できる私たちシルバー人材センターの果たす役割は、地域にとって欠かせないものと考えております。

引き続き、すべての会員が元気に楽しく活発に活動できる環境の整備に努めるとともに、活力ある地域社会づくりに寄与するための活動を推進してまいりたいと考えておりますので、市民の皆様のより一層のご支援とご協力をいただきたくお願い申し上げます。

会 長  杉 浦 茂 樹